一般社団法人フェムケア教育協会

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デリケートゾーンの地図 — 各部の名前と役割

正しく洗う・正しくケアするには、まず「どこが何か」を知ることから。公式テキストの解剖の章をやさしくまとめました。

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監修:一般社団法人フェムケア教育協会 代表理事 小林幸子

デリケートゾーンの各部分には、どんな名前と役割がありますか?

外側から順に、恥丘(陰毛が生え、恥骨が生殖器を守る)、大陰唇(左右に盛り上がり、腟口や尿道を覆って保護する)、小陰唇(大陰唇の内側の2枚のひだ)、尿道口(尿の出口。尿道括約筋で閉じる)、腟口から続く腟(全長7〜8cm。出産時は産道になる)、会陰部(腟と肛門の間の2〜3cm。伸縮性がある)があります。洗うのはこの外側の皮膚の部分で、腟の内側は自浄作用があるため洗いません。

各部の名前と役割

部位役割・特徴ケアで知っておくこと
恥丘陰毛が生えている、ふっくらした部分。恥骨が生殖器を保護している。脱毛でいう V の範囲自己処理の摩擦や炎症が起こりやすい場所
大陰唇恥丘から肛門の手前まで左右に盛り上がる部分。腟口や尿道を覆い、保護する。いわゆる I ラインひだの間に汚れがたまりやすい。指の腹でやさしく洗う
小陰唇大陰唇の内側にある2枚のひだ。弾力性と伸縮性がある粘膜に近く、刺激に弱い。こすらない
尿道口尿の出口。尿道括約筋で入口を閉め、尿が漏れないようにしている骨盤底筋の状態が関わる(→ セルフチェック)
腟腟口から子宮頸部までの全長7〜8cm。出産時は産道になる弱酸性・自浄作用があるため、内側は洗わない
会陰部大・小陰唇がくっついている後ろから肛門までの2〜3cm。伸縮性があり、ツボも存在するマッサージで柔軟性を保つことにつながる(講座の実技で扱う)

出典:当協会公式テキスト第3章「外陰部」

「外側」と「内側」を分ける

デリケートゾーンのケアで最も大切な区別は、外陰部(皮膚)と腟内(粘膜)の違いです。外陰部は毎日やさしく洗い、保湿します。腟内は乳酸菌による自浄作用があるため、洗浄しません。

関連:正しい洗い方/腟内フローラとは

サロンの施術で触れる範囲

当協会の講座で教える施術は、外陰部・会陰部・臀部・仙骨まわりまでです。腟内に触れる行為や器具を入れる行為は行いません。

この記事は、効果や効能を約束するものではありません。症状が続く場合や強い痛み・出血・発熱があるときは、婦人科など医療機関に相談してください。

FAQ

よくある質問

VIO とは何の略ですか?

脱毛で使われる区分で、V=恥丘まわり、I=大陰唇まわり、O=肛門まわりを指します。

小陰唇の大きさや色は人によって違いますか?

個人差があるのが普通です。痛み・かゆみ・出血など症状があるときは婦人科にご相談ください。

会陰マッサージは自分でできますか?

テキストでは会陰部に伸縮性があり、マッサージで柔軟性を保つことにつながるとされています。やり方は講座でお伝えします。妊娠中は産科の指示に従ってください。

※記事の内容は公式テキストと公開情報を元にした下書きです。公開前に代表理事の監修を受けます。

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